空き家の相談現場で、僕が実際に使っている質問リスト
原典noteの七つの質問を読む前に、家族の話を準備・記録する手順を編集部の独自解説で整理します。原典と掲載元は本文の後に紹介します。

AKIYA.NET PRACTICAL GUIDE
家族の話を、次の確認につなぐ。
ここからはakiya.net編集部が作成した、家族との会話を準備して記録するための手順です。原典noteにある七つの質問の転載や、実際の相談記録ではありません。その日に家の方針を決めることを前提にせず、話せたことと調べることを分けて残します。
2026年10月20日、独自解説を追加
1. 話す目的をひとつ決める
最初の会話では、「家を売るか決める」より「誰が何を心配しているか聞く」など、一回で扱うことを小さくします。参加する人、話せる日時、記録を共有してよい相手を先に確かめてください。来られない人がいる場合、その人の希望を代わりに決めず、後で聞く項目として残します。
手元にあれば、家の所在地、最後に現地を見た日、管理している人、写真や書類の所在を一枚にまとめます。持っていない資料を探し切るまで会話を止めず、分からないことは未確認と書きます。
2. 発言を三つに分けて残す
話した後、メモを「確認した事実」「一人ひとりの希望」「まだ確かめていないこと」に分けます。たとえば家の状態を見た人と時期は事実の欄へ、残したい物や困っている管理は発言者を添えて希望の欄へ。記憶と現状を同じ欄に混ぜないようにします。
意見が違ったときは、その場で多数決や結論に急がず、違いをそのまま記録します。本人の言葉を記録して共有する範囲も確認してください。会話のメモは合意書ではありません。家族全員が同意したと読み替えないためです。
3. 次の確認と担当を一組にする
最後に、「確認すること/担当する人/いつ頃までに確認するか」を一組だけ決めます。家の現状が分からなければ安全に確認できる方法、名義や資料が不明なら所在、家財に迷いがあれば残したい物の聞き取りなど、今回の会話で出た未確認事項から選びます。
後日わかったことには確認日と情報源を追記し、答えが出ていない項目を消さずに残してください。次の会話では、前回から変わったことだけを見直せます。契約や手続きの判断が必要になった段階では、相談先に必要な確認を尋ねます。
3分で分かる読みどころ
原典noteの読みどころ。
いきなり結論を聞かず、家で過ごした時間から話し始める。家族の会話にも使える七つの問いを、相談の順番に沿って紹介しています。
- 結論より前に聞く七つの質問
- 家を物件にする前の対話
- 専門知識がなくてもできる家族の準備
ORIGINAL NOTE
本人の言葉で、続きを読む。
- 著者
- きくちまさお|千葉の空き家・相続・終活
- 公開日
- 2026.05.28
- 掲載先
- note