ニュースから考える / 安全・管理
離れて暮らす実家を、侵入盗から守るには。
山武市の注意喚起と公的資料から考える、空き家の防犯と見回り
久しぶりに実家へ行って、窓を開け、庭を整える。
帰り際に、もう一つだけ考えておきたいことがあります。
次に誰かが来るまで、この家をどう守るか。

まず、押さえたいこと
設備と、見に行く人。
両方を決めておく。
戸締まりを確かめ、音や光で異変に気づきやすくする。そのうえで、誰が次に状態を確認するかまで決めておく。離れて暮らす家の防犯は、この組み合わせから考えられます。
警察の防犯資料を、空き家の管理に置き直したakiya.netの提案です。01 / ニュースの背景
山武市の注意喚起を、
実家を見直すきっかけに。
山武市は2026年10月20日、山武警察署管内で空き家や住居への侵入窃盗、エアコン室外機などを狙う金属窃盗が多発しているとして注意を呼びかけました。見慣れない人や車、他人の敷地へ入る様子を見かけた場合は、近所で情報を共有して注視するよう案内しています。これは山武警察署管内への注意喚起であり、千葉県全体の件数や傾向を示すものではありません。
山武市|空き家や住居への侵入窃盗等に関する注意喚起 ↗中国新聞は2026年9月21日、広島県内で空き家を狙う侵入盗が増えていることと、防犯の備えを取り上げました。一般公開されている部分では、管理の行き届かない家への注意と、音・光・時間を意識した対策が紹介されています。
中国新聞デジタル|空き家侵入盗の報道 ↗行政からも注意喚起が出ています。東広島市は6月30日更新のページで、市内で空き家への侵入窃盗が多発していると案内しています。これは東広島市についての情報であり、全国の状況をそのまま表すものではありません。
東広島市|空き家を狙った侵入窃盗に注意! ↗02 / 自分の家に置き直す
「音・光・時間」は、
それぞれ役割が違います。
神奈川県警察は、侵入盗が嫌う要因として音、光・目、時間を挙げています。何か一つを買えば終わりと考えず、今の家に欠けている備えを確かめるための三つの視点にしてみます。
神奈川県警察|防犯のポイント ↗音異変を知らせる
窓などのセンサーによる警報や、防犯砂利は、音で存在を知らせる備えです。
音が鳴ったとき、誰が気づき、誰に連絡するか。機器の電池や作動確認も、見回りの項目に加えます。
光暗がりを減らす
センサーライトで暗い場所を照らし、草木の手入れなどで周囲からの見通しを確保します。
電気の契約や設置場所で使える機器は変わります。電源、照射方向、近隣への影響を、設置前に確認します。
時間侵入しにくくする
施錠に加え、補助錠や防犯性能の高い建物部品を使い、侵入に手間が掛かる状態を目指します。
古い窓や建具に合う対策か、専門業者へ相談します。取り付けられることと、必要な性能が出ることは別です。
対策例の根拠は神奈川県警察・広島県警察。「空き家なら」の欄は、管理を続けるためのakiya.netの提案です。
広島県警察|住まいの防犯対策 ↗買い足す前に、今ある鍵と窓から。
玄関だけを見て安心していないか。換気で開けた窓を閉め、鍵まで確かめたか。まずは、安全に確認できる範囲で、戸締まりと壊れている箇所を整理します。その確認をもとに、必要な対策を専門業者へ相談できます。
03 / 離れていてもできること
「気に掛ける」を、
続けられる予定にする。
広島県警察は、郵便受けに新聞をためないことや、庭先の足場になり得る物を片づけることも案内しています。家に通う回数をただ増やすより、訪問したときに見る場所を決め、確認できなかったことも残しておくと、次の人へ引き継ぎやすくなります。
国土交通省の空き家管理の案内も参考に、家族でできることと、地域の管理事業者などに頼むことを分けてみましょう。頻度は一律に決めず、建物の状態、距離、家族の負担に合わせて相談します。
国土交通省|空き家の管理のやり方 ↗家族で共有する、三つの約束
- 誰が見る?次の訪問担当と、行けなくなったときの連絡先
- 何を残す?確認した日、写真、気になる点、確認できなかった場所
- どう動く?異変を見つけたときの連絡順と、修理を相談する人
売るか、残すか、まだ決まっていなくても構いません。その判断を待つ間にも、家を見てくれる人と、次に確認する日を決めておくことはできます。
次に家を見に行くときに
帰る前に、この6つを。
akiya.net / 空き家の防犯チェック
確認日:__年__月__日 / 担当:______
確認できた項目にチェックを入れられます。難しい項目は、家族や管理を頼む人に相談するためのメモにしてください。
0 / 6 項目を確認済み
チェックはこの画面だけで使えます。保存・送信されず、ページを開き直すと消えます。防犯性能を判定するものではありません。